(NEWS)
18日の「EXPOカップ」でガッタス、吉本&イエキャブを下し優勝!
MVPはコレティ。新聞等ではほとんど触れてないけど、彼女が3点を叩き出したとか。
(あとは、里田まいの1点)
ちゃんと報道しろよな、マスコミ各社!

 

先日観た映画、「恋の門」の感想。
監督が"あの"松尾スズキであるからして、当然、この映画、一筋縄では行かない。行くわけがない。
だが、予想したよりは「トンデモ」な出来ではなく、一般ピープル(小劇場など間違っても観に行かないカップル)にも拒絶感なく受け入れられるようなわかり易さを備えている。
(もちろん細部にわたって検証していけば、随所に彼ならではのヘンテコなデバイスがちりばめられているのだが、とりあえず劇場でざっと一回観る分には、そのへんはスキップして行くことになる。ビデオ化されたものをリプレイする時には、また別の味わい方があるだろう。)
まわりくどい言い方をしてしまったが、ラブストーリーとしての「恋の門」、これは「セカチュー」だの「冬ソナ」などの流れとは対極の位置にあるとはいえ、多くの人々に訴求するものをもっていると思う。
恋とは、本質的に非常にブザマなものであるということをここまで見事に描いた映画は、稀有かも知れない。
この映画に描かれる蒼木門(松田龍平)と証恋乃(酒井若菜)の恋愛は、徹頭徹尾「オサレな恋愛」とは無縁で、どうにも情けなく愚かしいもので、だがそれゆえにすべての人の原初感覚を直撃する。
われわれの一番「触れられて恥ずかしい部分」をさらけ出す、そんな感じだ。
付き合い始めのカップルが観るにはちとキツいかも知れないが、ある程度ねんごろな関係のふたりなら、こういう「痛さの共有」をしてもOKなのではないかな。
実際、映画館はほとんどがカップルで大入り満員だった。現在、ミニシアター部門ではトップクラスの入りらしい。
ま、一度観て損はないと思う。
二度観る価値があるかどうかはちょいと微妙だがw