昨年のシングル売上ベスト100に、ハロプロ関係の歌手、グループがどれくらい食いこんでいると思いますか?
10曲? 20曲?
ちょっと調べてみますた。(オリコン調べ)

実は1位から56位までは、まったく影も形もありません(泣)。
57位で初めて登場。
それはなんと、ごまっとうの「SHALL WE LOVE?」でした。157,057枚(推定、以下同)。
続いてようやく、63位にモーニング娘。が登場。
モーニング娘。ひょっこりひょうたん島」であります。151,342枚。
ごまっとうに負けている、モーニング娘。って一体(苦笑)。

64位にもモーニング娘。「シャボン玉」が。148,930枚。
そこからまたまた下がって、75位にモーニング娘。の「AS FOR ONE DAY 」、129,893枚。
80位には、あやや登場。「ね〜え?」が121,776枚。これで、おしまい。
なんと、たった5曲しか入っていないのです。
そしてこれが、まさにハロプロの現状なのです。

毎日、テレビをつければ必ずどこかのチャンネルで顔を見ることが出来るのに、実際は大してCDが売れていない。
10万枚未満の小ヒットで、小出しに稼いでいる、そんな感じです。
「LOVEマシーン」の頃の、恐いもの知らずの快進撃が、まるでウソのような停滞ぶりじゃありませんか。

筆者がその原因を考えるに、
「テレビの歌番組、バラエティ、CFなどに出すぎて、すでに存在そのものが飽きられている(最近はタレントの人気のサイクルが5年程度と、以前より短くなっている)」
「楽曲がネタ切れ(新しいソングライターの導入が必要)」
「5・6期の新加入メンバーがみな小粒で魅力に乏しく、新規ファンの獲得につながっていない」
「ライブ、あるいはCD以外の関連グッズを売ることに力を入れ過ぎたため、ファンが肝心のCDを余り買わなくなった」
そんなところではないかと思います。

あまり「キャラクター商売」に走り過ぎると、娘。ほかのタレント生命を縮めることになりはしないかと、一ファンとしていささか不安であります。