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4/1に続いて、独断ランキング・第2弾です。
「バンド・メンバーで歌のうまいシンガー・ベスト10」。
(TMRやAIRのようなひとりユニットを除く)
1 hyde(L’Arc-en-Ciel)
2 前田亘輝(TUBE)
3 桑田佳祐(サザンオールスターズ)
4 アキヒト(ポルノグラフィティ)
5 桜井和寿(Mr.Children)
6 草野マサムネ(スピッツ)
7 稲葉浩志(B'Z)
8 TERU(GLAY)
9 藤原基央(BUMP OF CHICKEN)
10 トータス松本(ウルフルズ)
次点 田中和将(GRAPEVINE)
順位はあまり意味がありません。
この10人が、他より抜きんでているという意味なだけであります。
筆者的に「歌がうまい」というのは、次の三点をどれだけクリアしているかで決めています。
1 まず音程がしっかりしていている。
(注・必ずしも「正確」である必要はないです。いい表現のためには時として「音譜外」の音も出せないといけないので。前田サンなどは、そういう微妙な表現が出来る稀有なシンガーだと思う。)
2 声量はあるに越したことはない。声域は広いに越したことはない。より幅の広い表現が出来るから。
だいたい、プロのシンガーは自分の出せるマックスの声量で歌うもんじゃないです。7がけくらいで声を出して、初めて自分の声がコントロール出来るものです。
その意味で声量・声域はひとより大きかったり、広かったりするほうが有利なのです。
hydeなどは、ピアニシモからフォルティシモまで自在にコントロール出来るので、スゴいと思います。
3 一番重要なのは、やはり「表現力」。
つまり、感情の高まりや揺れなどを、いかに歌に盛り込むかということでして、これが最後の決め手であります。
これに関しては、「好み」の問題も大きくからんで来るので、客観的評価がけっこう難しいんですけどね。
歌を歌うというのは、基本的に万人が出来ることですが、誰でも出来ることを誰よりもうまくやるというのは、とてつもなく難度の高いことです。
そういう意味で、彼らの才能はホント、すごいと思っています。