デイリー・ランキングを見るに、Berryz工房、第2週の売上は余りかんばしくないようです。
でも、3・4・5の3か月で連続リリースをするそうですから、タイプの違う曲を出していけば、どれかジャスト・ミートする可能性はありそう。
ベリ工について筆者がひそかに期待しているのは、これまで漫画やゲームにばかり熱中して、あまりアイドルに関心を持たなかった小学4・5・6年の男の子たち(つまりベリ工の同世代キッズ)が、アイドル・ポップスに開眼することです。
基本的に少年たちは、自分より年上のお姉さん達に「萌え」ることはないでしょうが、同世代のアイドルが登場すれば話は別でしょう。
これまでは週刊漫画誌やコミックスやゲームソフトが中心だったお小遣いの使い道が、これから一部はCDやグッズに変わっていく可能性があると思います。
これまでのアイドル市場は、おおむねアイドル本人より年上の男性層をターゲットとしていて、「ティーン未満の少年」という層をほとんど意識せずに来たわけですが、ベリ工がもし彼らからモーニング娘。並みの支持を集めれば、流れは大きく変わるかもしれません。
「小学○年生」といった学習雑誌の表紙が、毎号ベリ工になる日も、意外に近いような気がします。